ついに世界へ…日本の駅弁 外国人観光客に大人気の理由 海外展開の戦略とは?【ワイド!スクランブル】(2024年12月5日)

今、日本を訪れる観光客の間で人気なのが駅弁。外国人が夢中になるその魅力とは? ■外国人観光客 駅弁に興味 今、駅弁に熱い視線を注いでいるのは外国人観光客だ。東京駅の駅弁専門店には多くの外国人観光客の姿が見られた。 シンガポールから1週間前に訪日したディビアさんとドゥルガさんは、前回日本に来た時にこの店を知ったといい、2回目の来店になる。 シンガポールにもこのような弁当があるのか聞いてみると、「全然違います。こんなにたくさん種類はない」と話す。 2人が選んだのは、青森県・津軽の弁当で、お魚だらけ。今回は新幹線ではなくホテルで食べるという。その様子を動画に収め、送ってくれた。 ドゥルガさん ディビアさん 「日本のお米は本当においしいですね。やわらかい。お魚がいっぱい入っていて、うれしいです。また買います!100点満点です!」 カリフォルニアから来たクリスさんとリコさんは、店内をじっくりと時間をかけて回り、駅弁を吟味する。 無事に決まりお会計かと思ったら、クリスさんから「あした買いに来ます。きょうは買わないわ」と驚きの一言が…。えっ?「きょうは買わない」って一体どういうこと? クリスさん リコさん 「私たちの新幹線はあしたなの。だから練習に来たんだ」 「(Q.では、きょうはリハーサル?)そう!リハーサルです」 「(Q.とてもユニークですね)どんなことが起こるか知っておけば、あした焦らずに済むでしょう?」 駅弁を買うために、わざわざ前日にリハーサルに訪れる力の入れよう。恐るべし駅弁愛。 クリスさん リコさん 「ファーストタイム・エキベン(初めての駅弁)。ファーストタイム・シンカンセン (初めての新幹線)。あしたがとっても楽しみです」 ■日本の駅弁!世界に進出 駅弁はこれまで海外に進出していたが、新たなプロジェクトが動き出しているようだ。秋田を拠点とする花善など東日本、東海、西日本の3社の駅弁会社が集結し「EKIBEN WORLD TEAM」を立ち上げた。 来年2月には、スイス・チューリッヒ中央駅で駅弁を販売する。ここはスイス国内はもちろん、隣接するドイツ、フランス、イタリア、オーストリアを結ぶ鉄道の駅で、多くの国の人が利用するそうだ。さまざまな地域の会社が協力することで、駅弁を選ぶ楽しみを実現したという。 そして今後の展開として、花善の八木橋秀一社長は「冷凍技術の進歩で現地の人が期待する『メイドインジャパン』を届けられるようになった。2026年までには日本で作って冷凍した駅弁を輸出し、現地で解凍する販売体制を構築していく」としている。 パリの店での経験で、本場・日本で作られた駅弁を現地の人が食べたがっていることも参考にしているという。

宇都宮市の国道で乗用車が対向車線の路肩に衝突し車が全焼 運転手女子大学生1人けが(2024年12月4日)

宇都宮市の国道で20代の大学生が運転していた車が対向車線の路肩に衝突し、全焼しました。 4日午前11時半ごろ、宇都宮市平出町の国道で「車の単独事故、車のフロントガラスから火が出ている」と近くのビルの従業員から119番通報がありました。 警察などによりますと、女子大学生が運転する乗用車が中央分離帯に衝突し、さらに対向車線を越えて路肩の植え込みに突っ込みました。 事故の衝撃で火が出たということで、消防車など4台が出動し、約1時間後に消し止められましたが、車は全焼しました。 女子大学生は下半身を強く打ちましたが、命に別状はないということです。

【直撃】中国人男性「女の子を追いかけたつもりない」日本で小学生“つけ回し”動画を投稿…県議会でも問題視される事態に 反響受け投稿は削除

山形・米沢市で撮影された40秒の動画。 小学生の女の子をつけ回す中国人の投稿に波紋が広がっています。 撮影者: ここは日本だ。昼間で誰もいないけど、2人の子どもは本当に安全な環境だ。 撮影しているのは、日本を旅行中だという中国人の男性。 小学生の児童2人を撮影し続けます。 すると、「日本の子どもは1人で帰宅できるよ、女の子だ」と話しながら、今度は女の子の後ろを歩き始めました。 中国人男性に追いかけられ、後ろを見たあと小走りになる女の子。 最後は駆け足で逃げているような姿が映像から確認できます。 この動画が中国のSNSにモザイクなしで投稿され、ネット上で拡散。 ついには、県議会でも問題視される事態となりました。 山形県議会・齋藤俊一郎県議: (動画は)旧ツイッター、X上で拡散されておりまして、3000万回ほど表示されている。 山形県・高橋広樹県教育長(高ははしごだか): 警察との連携の上、(米沢)市内全小中学校に情報提供とともに、登下校時の巡回指導などの指示をした。 県の教育委員会も対策に乗り出し、さらに、米沢市もパトロールの実施を決定。 行政や警察が動き出す展開を迎えています。 この動画を中国のSNSに投稿したのは、フォロワー1.6万人の中国人インフルエンサー。 「イット!」は、4日も日本を旅行中だという中国人男性を直撃。 小学生の女の子を撮影した訳を「日本が安全な社会だとアピールするためです。少なくとも私が暮らしている街では、保護者が必ず毎日同行して登校する。日本の良さを見つけて中国の国民に見せたい」と主張しました。 さらに「わざと尾行したのではなく、たまたま方向が同じだっただけ。悪意はないけど誤解されてしまって、こんな大きな問題になってしまいました」と話し、女の子を追いかけたつもりはないと主張。 この男性が投稿した“日本ならでは”の風景。 ほかの動画でも物議を醸しています。 それが、無断侵入。 全国の市役所や議会に無断で入り、撮影した動画をSNSに投稿しているのです。 宮城・塩釜市役所内で撮影された動画に、市の職員も困惑していました。 塩釜市議会事務局・石垣聡議会調査係長: もともと公開している場所だが、撮影は基本的にお断りしているところ。正直驚いた。…