「自分が壊れてまで人に優しくするの無し」 中山美穂さん元夫・辻仁成の「お願い」に感涙「ブッ刺さって泣いた」
2024年12月6日に死去した歌手で俳優の中山美穂さんの元夫で作家、ミュージシャンの辻仁成さんが、21日にXを更新。「父ちゃんからのお願い」とするメッセージに、「刺さった」などとする反響が多く寄せられている。 ■「嫌われたくないからといって…」 辻さんは「自分が壊れてまで人に優しくするの無し」と呼びかけ、「嫌われたくないからといって、みんなに優しくすると必ず辛くなります」と説明した。 続けて、次のようにメッセージをつづった。 「優しい人と思われなくても生きていける今がきついなら、やめてよし無理して嫌われなくていいが無理して好かれなくてもいいのだとにかく周りは気にせず生きなさい」 この投稿に、ネットでは 「優しい言葉」「ブッ刺さって泣いた」「涙出てくる…」「今一番欲しかった言葉」 といった声が寄せられている。
中居正広 引退を「考えたことある」、9000万円女性トラブル報道で迫る危機…語っていた“潮時”
複数のメディアで女性トラブルが報じられた中居正広(52)。現在まで本人によるコメントは発表されていないが、仕事への影響も出始めているようだ。 発端は12月19日発売の『女性セブン』で、昨年に会食をした女性との間でトラブルが発生し、解決金として9000万円を支払ったと報じられたこと。25日には『文春オンライン』『スポニチアネックス』が続報を打ち、余波を広げている。 「26日に予定されていた年明け放送分の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の収録は、急遽中止となりました。ソフトバンクでも中居さんが出演する『ペイトク店長』シリーズが差し替えになると、一部で報じられています。現段階では同社のYouTubeチャンネルには、中居さんが出演するCM動画は残っていますが……。中居さんは週5でレギュラー番組を抱えるほどの超売れっ子。テレビ局はもちろん、コンプライアンスを重視するスポンサー企業も注視している状況でしょう」(テレビ局関係者) 一連の報道について中居の代理人弁護士は“トラブルは解決済み”と説明しているが、今後の動向次第では活動休止に追い込まれる可能性もあるという。 「『スポニチ』では相手女性が中居さんからトラブルをより詳細に伝えています。通常、スポーツ紙はテレビ局や芸能事務所と懇意にしており、こうしたネガティブなスクープを報じることはほとんどありません。スポーツ紙まで報じるということは、事の重大さを物語っているといえるでしょう。中居さんの代理人弁護士も文春の取材に、『双方の間でトラブルがあったことは事実であります』と認めています。今後、新情報が出てくるとなれば、活動休止も余儀なくされてしまうでしょう」(前出・テレビ局関係者)
「すごい言葉で叱られた」女優・中田喜子 TBSに行くのが嫌になるほど居残りさせられた名作ドラマの思い出
「1970年代後半、TBSの木曜枠は石井ふく子先生が手がけるホームドラマ、金曜枠は辛口の社会派ドラマが放送されていました。私は金曜枠にお声がけいただく機会が多く、『岸辺のアルバム』の出演依頼もその流れだと思っていたんですが、まさかこんな暗い役だなんて、思いもしませんでした」 こう出演経緯を振り返るのは中田喜子さんだ。まず台本を読んで、悩まされたのは“不機嫌な女子大生”だった。 「役作りのため、当時、住んでいた場所の近所にあった青山学院大学に足を運んで不機嫌な大学生を探したんですが、なかなか見つからなくて……」 だからこそ、脚本家や演出家と“格闘”しながら役を作り上げていったという。 「山田太一さんの脚本は、接続詞を含めてセリフひとつ変えることができません。しかも、普通はセリフとセリフの間にト書きがあるものですが、山田さんの脚本は、セリフの中に《お茶を2回すする》などとト書きがあるんです。食事シーンが多かったので、演じるのが大変でした」 こうした細かい制約のなか、鴨下信一さんがキャラクターを際立たせるための演出を手がけた。 「鴨下さんは“この作品で認められなかったら演出家をやめる”という覚悟で臨んでいたそうです。だから、本当に厳しくて、私と国広富之さんは必ず居残りさせられました。すごい言葉で叱られたものです。高校生役の国広さんも、お茶わんを洗うシーンで『高校生が両手で茶わんを洗うか!』って怒鳴られたりしていました。今振り返るとありがたいことなんですが、当時は登校拒否のように、TBSに行く日は足が重くなってしまっていました(笑)」 山口いづみと意地の張り合いで服を脱ぎ合うシーンでは、鴨下さんから役になりきって、自分で下着を買ってくるように指導された。 「あのシーンでは下着まで脱いだように見えますが、実際は肩や胸のラインまで見えるような下着姿で、あとは買ってきた下着をお互いただ投げ合っているだけ。ちょっと興ざめですよね」 象徴的なラストシーンでは、自然の演出もあったという。 「台風で家が流されてしまうシーンは、多摩川でロケーションをしたんです。実は前日が豪雨で、水位が上がっていたから、よりリアルな映像に。ドラマの評判が上がると、さまざまなものが味方するといわれているんです。これも鴨下さんの執念があったからかもしれません」 【PROFILE】 なかだ・よしこ 1953年生まれ、東京都出身。1972年にドラマデビュー後、数多くのドラマ、映画に出演。1990年に始まった『渡る世間は鬼ばかり』シリーズには20数年にわたって出演した。また、DIYの達人としても知られている。