今日8日(日)の日本列島は西高東低、冬型の気圧配置で上空には強い寒気が流れ込んでいます。関東北部山沿いでは次々と雪雲が流れ込み、本格的な大雪となりました。
群馬県の一部では今季初めて大雪警報が発表され、前橋では初雪が観測されました。
12時間弱で45cmの積雪増
新潟県との県境に位置する群馬県利根郡みなかみ町では朝から断続的に雪が降り積雪が急増しています。藤原のアメダスでは朝7時の時点では0cmだった積雪深が18時の段階で45cmに達しました。
今日8日(日)は平地で雪を降らせる目安の上空1,500mで−6℃の寒気は東北南部から北陸付近まで南下。標高の高い利根郡では雪が降り続き、大雪となりました。
前橋地方気象台は15時35分に片品村とみなかみ町に対して大雪警報を発表しています。
雪は今夜いっぱい続き、積雪が更に増す恐れがあります。車の運転は積雪の急増に伴う路面の悪化に注意が必要です。明日9日(月)には強い雪のピークを越えるとみています。
前橋で初雪を観測
また前橋地方気象台は17時33分に初雪の観測を発表しました。平年より1日早く、昨年の冬より30日早い観測です。関東地方では昨夜の宇都宮地方気象台による初雪観測に続い2地点目の発表となりました。
現在、初雪観測はほぼ全国的に自動化されていますが、感雨器と温度計や湿度計による気温や湿度の観測値を総合してミゾレや雪が降ったと判別したと考えられます。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)