歌手の工藤静香(54)が8日、スポニチ本紙に追悼のコメントを寄せた。大の仲良しだった“同期”との早すぎる別れに悲痛な胸の内を明かした。
「余りにも突然の訃報に、愕(がく)然としております。皆さまと同じ様に、まだ信じられない気持ちです。ご親族さま、関係者の皆さま、そしてファンの皆さまを思うと胸が苦しくなります。ご親族の皆さま、お悔やみを申し上げます。誰もが憧れ、そして親しみを持った彼女の“あの笑顔”を偲(しの)びつつ中山美穂さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」
工藤が所属していた「おニャン子クラブ」は、中山さんが歌手デビューした1985年のデビューで、2人は“同期”だった。
工藤がソロデビューし、互いにトップアイドルとして活躍した87年以降、プライベートで2人でドライブに出掛けるほどの仲だった。
2022年のテレビ番組でも、中山さんは当時仲の良かったアイドルを聞かれた際に「工藤静香ちゃん」と即答。「彼女が運転して、横浜の港の見える丘公園に行ったかな」と懐かしそうに振り返っていた。
そんな時代をともに支え合った友人を突然失った工藤のショックは計り知れない。