読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が9日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。54歳で急逝した中山美穂さんの所属事務所が見せた対応に「頭が下がる」と話した。
番組では、6日亡くなった中山美穂さんについて番組冒頭で報じた。中山さんは6日に、所属事務所スタッフによって都内の自宅の浴槽で亡くなっているのを発見された。その後、事務所が「事件性はないことが確認された。入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明」と発表していた。
高岡氏は「私は正直申し上げて、そんなに芸能に詳しいわけではないけど…」と前置き。「今回のことでものすごく、なるほどと思ったのは、事務所の方の発表です。『不慮の事故』という仰り方は、私の見解ですが、こんなに、残されたご家族だとか、あるいは思いを一緒にされていたファンの方のことも思った言葉はないなと、私は思います」とあえて死因を発表した事務所について言及した。
続けて「というのは、突然命を…ということは、どなたの人生にもあります。まして、このぐらいの有名な方であれば、臆測も出ます。納得いかないという人もいらっしゃいます。発表する義理もないわけです。しかし、警察が処置をした結果を受けて、御本人の望まない形での突然のことでしたと…。ですからたくさんの方がやっぱりまた明日を向いていただかなきゃいけない。私は本当にこの言葉を使った事務所の方に頭が下がると申し上げておきたい」と話した。