TBS元アナ高野貴裕元氏 同局退社を発表 妻は人気女優 娘の難病公表「身近な人が笑顔でいられる社会作りを」

TBSの元アナウンサーで、現在はCSR推進室室長を務める高野貴裕氏が、20日放送のTBSラジオ「金曜ワイド ラジオTOKYO えんがわ」に出演し、同局を退社することを発表した。 中継コーナーに生出演した高野氏は「皆さまご無沙汰しております」とあいさつし、最後に「一つご報告というか伝えたいことがあるんですよ」として「実は、実務的なところで言うと今日が最終出社日なんです。退職ということで、TBSを卒業させていただくんです」と報告した。 今後については「いろいろ考えてるんですけど、地球を笑顔にって言うと大きすぎるんで、身近な人間が笑顔でいられるような社会作り、そういったところで模索しようかななんて思っております」と熱弁。番組のパーソナリティーを務める外山惠理アナウンサーは、「こんな熱い男がTBSからいなくなるわけ」と驚きながらも、「でも一生のお別れじゃないだろうから。また会おうね」と声をかけ、高野氏も「引き続き飲みの席などで語り合いたいなと思っております!」と続いた。 高野氏は2003年にアナウンサーとして同局に入社。22年に総合職として異動し、現在までにCSR推進室室長を務めた。プライベートでは11年に女優の星野真里と結婚。星野は15年7月に長女を出産し、今年9月には、長女が国の指定難病「先天性ミオパチー」を患っていることを公表した。

がんサバイバー・秋野暢子 小倉智昭さんとの最後の対面語る「俺、死んじゃうからさ〜…持って帰ってよ」

〝がんサバイバー〟の女優・秋野暢子(67)が17日、膀胱がんで先週他界した名司会者・小倉智昭さん(享年77)との最後のエピソードを明かした。 秋野はこの日、都内で開催された「ミセス・グローバル・アース」第5回日本大会にスペシャルアンバサダーとして出席。一昨年6月、頸部食道がんなど5つのがんでステージ3と診断され、放射線と抗がん剤治療を昨年4月まで続けた経験を檀上で語り、観客にもアドバイスを送った。 「この病気は今2人に1人がかかると言われています。あまり特殊な病気ではもうなくなりました。風邪を引くようになってしまいます。(中略)がんは災害と同じです。いつどこで誰がなってもおかしくありません。ですからぜひ、がんの防災を…」 囲み取材で明かすには、秋野のがんは寛解(症状や検査異常が消失した状態)、今は半年に1度の検査だけだそう。小倉さんと最後に会ったのは今年9月、1990年代初め大ヒットした「何も言えなくて…夏」で知られるロックバンド・THE JAYWALKのライブ。 その日は、不祥事で2011年に脱退したボーカル・中村耕一(73)を迎えたライブで、秋野によると小倉さんは、中村とJAYWALKをずっと応援していたという。 「現役でバリバリおやりになってる頃と比べると、少し弱ってらっしゃるかな」と思ったそうで、当初は小倉さんは一番後ろの関係者席で座りながらライブを見ていたという。だが、前方のファンたちはオールスタンディングで、小倉さんも途中から立って応援していたそうだ。 「楽屋にみんなで伺った時に、小倉さんがメンバーに『俺、死んじゃうからさ〜。ウチにはいっぱい楽器あるから持って帰ってよ』って冗談めかして…。で、みんなが『そんなこと言わないで、長く生きましょうよ』って言って…」 小倉さんはもちろん、秋野のがん闘病を知っており、あいさつされるや「陽子ちゃん、元気そうでよかったね」と我が事のように喜んだ。「はい、おかげさまで元気です」と答える秋野に「長生きしなきゃね」と小倉さん。「はい、お互いに頑張りましょうね」と返したのが最後の会話で、秋野は「とっても残念でね…」とつぶやいていた。

安藤優子氏 プライベートで親交の中山美穂さん訃報に「美しさも抜群ですが人に凄く気を遣われる方でした」

キャスターの安藤優子氏(66)が22日、フジテレビの情報番組「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。6日に都内の自宅で死亡しているのが見つかった中山美穂さん(享年54)を追悼した。 結婚に訃報、芸能事務所の相次ぐ倒産など、今年の芸能ニュースを振り返り「小倉さんが亡くなった、それと中山美穂さん…」と語り出した安藤氏。 中山美穂さんとはプライベートでも親交があったと説明。 「物凄く繊細な方。美しさも抜群なんですけど、すっごく人に気を遣われるんですよ。これからもう一回大きな華を咲かせようとしていた矢先だったので、すっごく私もショック…。残念でした」としのんだ。